スケッチ淡彩

デュフィ展

行きました。
故長沢節先生、一押しの画家です。
1890~1950年のフランスの暗黒、激動の世相にあって、暗さを微塵も感じさせない透明な表現。
晩年、死の影が迫りながらも最後まで貫いた屈託のない画風。
本当に美しい油彩(水彩も)です。
観ていて心地良いです。
!!!でも、でも、今日、たぶん20年ぶりにデュフィの絵を見て、わからなくなりました。
私はこれらの作品を本心から好きなのか?
世界で評価されているフォビズムの大画家に対して私のような者が不遜なことですが。

その後、スイス・ロマンド弦楽四重奏団による本物のクラッシクを近江楽堂で聴きました。
これこそ私のド専門外で睡魔と闘っていると先ほど見たデュフィの絵が目の前をグルグル回り始めました。
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